◇『こんなのありですか?〜その3』からの続きです。
名古屋E
済会病院では整形外科でも診察を受けました。
医「まず最初に両手のレントゲンを撮ってください」
(
関節の変形や破壊の進行具合を確認するため)
父「10年以上名古屋K立のI田医師にかかっているが、
肺のレントゲンはしょっちゅう撮っても、
手の平のレントゲンなんて今まで一度だって撮ったことない」
医「では、〇〇(何と言ったか忘れた)の値はどうですか?」
父「今まで採血の結果を説明されたことなどない。
副作用がひどいから他に薬はないのかと聞いても
「ない!」と言うだけ。
いつも顔もろくに見ず、パソコン打ちながら
同じ薬を同じ量出す」
話しは少し変わりますが...
実は、父は、これまた名古屋K立病院のI田医師から、
長年、リウマチの治療を受けていました。
I田医師は名古屋大学名誉教授で、リウマチ会においては
かなり偉い人らしいのですが、けっこうなご老齢です。
父は長年にわたる抗リウマチ薬の副作用で、このところ
腎臓の機能低下や骨粗鬆症など全身状態が悪くなってきて、
名古屋K立では対処しきれなくなってきたため、
今回のブロック注射の一件がある少し前に、
私がI田医師に面会し、
「父を一度大きな総合病院で診てもらいたいと
思っているのですが」
と切り出したところ、いきなり
「オレの治療に不服があるのかっ!!」
と怒鳴りつけられ、さらには、
「今リウマチ治療にあたっている医者達は
全部オレの弟子みたいなもんだ!
そいつらにオレが頭下げて
お願いできるわけないだろ!」
と、紹介状を書くのを断られた経緯があります。
いまだにこんな医者がいるのかと、
生きた化石か都市伝説に出くわした気分でした。
そんなこともあって、病院を変わろうと考えていた矢先に、
今回のブロック注射による入院騒ぎとなってしまったのでした。
話しを元に戻します。
E済会病院のK医師は、薬の副作用による内出血で
紫色に腫れ上がった父の手に触れながらきっぱりと、
「辛い思いをされましたね。
I田先生はお偉い先生だと思いますが、
考えも知識も古い方です。
今、リウマチは新しいお薬がたくさん出てきています。
これからは血液検査での値と症状に応じて
お薬を処方していきましょうね」
と言いました。
そして、続けて曇った顔つきで、
「僕にも時々K立病院の悪い評判は入ってきています」とも。。。
遠く離れて暮らしていたので、今まで
父の病院にろくに付き添ったこともなく、
この名古屋K立病院がどんな病院かも
詳しくは知りませんでしたが、
この度、会って初対面で担当医師から
いきなり怒鳴られたり、今回の入院騒ぎを経て、
正直、愕然としています。
そして、『セカンドオピニオン』の大切さを痛感しました。
当の父本人は「訴えてやる!」と未だ怒り心頭ですが、
「訴えるにしても、まずは体を元に戻さないとね」と、
まずは治療に専念するように諭しています。
先週28日、名古屋E済会病院での二度目の診察で、
4日の木曜日にカニューレの抜去を行うことが決定しました。
『災い転じて福となす』
今は父の命があることを感謝し、今度こそ適切な治療を受けて、
まだまだ元気で長生きしてほしいと心から願うばかりです。
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