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2013年9月と2015年1月にワンコも仲間に加わりました♪
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残念ながら、日本はペット後進国です。

人間の身勝手で不要犬、不要猫(嫌な言葉だ)として、
まるで物のように捨てられ、葬られる命の数は年間約30万匹。

一口で30万匹と言われてもイメージしにくいと思いますが、
これは沖縄県那覇市の人口に相当します。

人口30万人以上の中核市が、毎年一つずつ消滅しているようなもんです。

ドイツでは、日本のように殺処分される犬猫は0、
殺処分場自体が存在しません。

*『ドイツ殺処分ゼロの理由』
 → http://dogactually.nifty.com/blog/2010/04/post-b995.html?page=1

日本人は大いに恥ずべきです。


ペットの繁殖や販売に関する法律整備も遅れており、
欧米では動物虐待とみなされている店頭での生体販売も、
いまだに行われています。

なので、命をお金儲けの道具としか考えない、
こういう悪徳ブリーダーも何食わぬ顔で商売しています。

 栃木県矢板市の70代の女性ブリーダーが、100匹の登録で実際は140匹の
 犬を繁殖に使っており、登録数を減らすよう行政指導を受けたため、
 40匹を安楽死処分するよう動物病院に依頼したことが、動物病院の獣医師が
 動物愛護団体に連絡して発覚。


*東北地方太平洋沖地震犬猫救援活動ブログ
 → http://blog.livedoor.jp/touhoku_inunekokyuen/archives/53204352.html?__from=mixi
  
しかも、この鬼畜は、

「そのうち20匹はもうすぐ発情がくるから、子犬を生ませてから処分する」

と、悪びれもせず言っているそうで、

いったい、どういう神経しているんだろ。。。
できることなら、こいつを殺処分室に送りこみたいです。

行政も、こんな悪徳ブリーダーに対して登録数を減らすように
指示しただけとはお粗末すぎます。

アメリカのアニマルポリスやイギリスのRSPCA(王立動物虐待防止協会)のような、
逮捕権を有した動物虐待を取り締まる専門機関設立が、切に望まれます。


欧米では、重度の動物虐待はその後の凶悪事件につながる危険性がある
と認識されています。

アメリカのオレゴン州では、動物虐待で重罪に問われたものは
15年間動物の飼育を禁止され、動物虐待防止プログラムへの参加、
精神科のカウンセリング受診が義務づけられています。

*『アメリカにおける動物の法律あれこれ』
 → http://dogactually.nifty.com/blog/2011/11/post-161.html

カリフォルニア州では、動物虐待を繰り返していた男に
終身刑が科せられた例もあるそうです。

一方、日本では、動物を虐待しても厳罰に処されることはなく、
短い拘留期間を経て社会に舞い戻り、虐待を繰り返す傾向にあります。

つい最近では、里親希望者を装って譲り受けた子猫を虐殺していた
(判明しているだけでも20匹以上)川崎市在住の男が逮捕され、
現在ネット上で厳罰を求める署名運動が行われています。

*猫詐欺・虐待・虐殺容疑者 K・Hの被害者によるブログ
 → http://ameblo.jp/calendulacat/
  


災害時、欧米では人間と同じようにレスキューされる動物が、
日本では見殺しです。

福島でも被災動物を保護するため、動物愛護団体やボランティアさん達が、
寝食を忘れ、必死になって活動していらっしゃいます。

私にできることは、こうしてブログに取り上げることぐらいで、
本当に頭が下がる思いです。

この度、個人ボランティアさん達が協力して作成した
「福島県被災保護動物リスト集」第三便の発送が開始されたそうです。

*新装開店お庭にようこそ
 → http://onyawan.blog93.fc2.com/

冊子なら、ネット環境のない方でも見ることができますね。

すでに、第一便、二便も発行されており、第一便と二便で1000頭以上、
第三便にも700頭以上の犬猫が、写真、種類、性別、カラー、保護日、
保護場所、首輪、性格などの情報付きで掲載されているそうです。

希望者には無料で送ってもらえます。

ペットと離れ離れになってしまった飼い主さん、
または、そういう人を知っている方は、是非、お問合せ下さい。





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先頃、アメリカ政府がこれまで米国市民に対して発令していた、
福島第一原発から80キロ圏内の避難勧告を20キロ圏内に縮小したことを受け、

日本政府や複数のメディアは、これを事故収束に向けた安心材料のように
取り上げていましたが、事実は全く違います。

アメリカは、80キロ圏内の避難勧告解除を『1年以内の滞在であれば
と条件付けをしており、さらに、80キロ圏内に1年以上居住することは
より高い被曝のリスクに晒される危険がある』と警告しています。

また、妊婦、子ども、高齢者にいたっては
半径30キロ圏内に住んではならない』ともはっきり述べています。

その『住んではならない』、『一年以上滞在すべきではない』、
『より高い被曝のリスクに晒される』地域に、

東電や自分達の面子、人命より経済性を最優先とする日本政府は、
除染の方針も定まらない、事故の収束も見えないうちから、
子供や妊婦、高齢者を含めたを住民を帰しているのです。

正気の沙汰ではありません。

今後除染が始まったとしても完了となる日まで、
住民は、毎日毎分毎秒、被曝し続けることになります。

だいたい、政府の言う通りなら
今頃チェルノブイリだって立派に復興しているはずです。

福島第一原発からは、そのチェルノブイリをもはるかにしのぐ
大量の放射性物質が放出されたのです。



政府が事実を公表しない、正しく報道がなされない日本国内において、
今や、私達日本国民は、海外メディアからしか真実を知るしか術がありません。

こちらはドイツのテレビ局による報道です。

YouTube - ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」
 ※規制により突然、閲覧不能になる可能性もあります。
 

東電では、半年間に作業員が三人も立て続けに亡くなっています。

東電側の発表によると、一人目は心臓マヒ、二人目は白血病、
三人目はなぜか、『ご遺族の希望により死因は公表せず』となっており、
当然のことながら『いずれも被曝は低度であり因果関係はない』としています。

とはいえ、東電の言う通り今回の被曝量は低かったとしても、
作業員の方々は、以前このブログでも取り上げた『原発ジプシー』として、
これまでにも各地の原発を転々とし、高度被曝に晒されていたり、
被曝量が累積していた可能性もあります。

いずれにせよ、半年間に三人も亡くなるような職場は尋常じゃありません。

ところが、警察は相も変わらず東電に対しては消極的で、なんと、

田中龍作ジャーナル - 【原発作業員死亡】
「対応は東電にお任せしている」警察権委譲を認める園田政務官


だそうで、

こともあろうに、事件の当事者に警察が捜査全般を『お任せ』する
という前代未聞の珍事です。

相撲部屋だって、弟子が一人亡くなれば警察が捜査に入るのに、です

しかし、当然といえば当然かもしれません。

警察、公安からは実に32人が東電に天下っています。
ご機嫌を損ねて大切な天下り先をなくすわけにはいきません、東電様様なのです。



国の一大エネルギーである電力を、東電という民間企業一社が
独占していること自体、他の国ではありえない異常なことです。

そして、その一民間企業が、独占している電力を笠に着て、
国民から巻き上げたバカ高い電気料金を元に、
政治家を、マスコミを、自治体を、そして警察をも買収しています。

これは由々しき事態です。

もはや東電は、一民間企業の枠を越え、日本の全てを牛耳る
一大マフィアの体を成しています。

ニュークリア・シンジケート図解 2.0

東電マフィアとそのファミリーは、自分達の既得利益をさらに増やすため、
偽りの『原子力安全神話』と『電力不足説』をでっち上げ、
やらせで国策をミスリードし、都合の悪いことは隠蔽し、

四方を海に囲まれた、こんな小さな地震大国に、アメリカ、フランスに次いで
世界第三位となる(国土面積、人口密度を鑑みると実質世界一)
54基もの原子力発電所を次から次へと建てました(さらに14基が計画中)。

そのうえ、自らの怠慢によって今回の大惨事を招き、
広島原爆約30個分(熱量計算)に匹敵する放射性物質をまき散らして、
罪もない多数の命を奪い、大勢の人間を被曝させ、ささやかな日常を奪いました。

福島県に住む18歳以下の子供約36万人は、今後、
生涯にわたって甲状腺検査を受けなければいけません。

子供達に与える精神的影響、親御さんの苦悩はいかばかりかと心が痛みます。

政府の無策により、食物、水、土、コンクリート…様々な物を通じて
今や汚染は日本全国に拡大し、

広島在住の母親の母乳からは放射性物質が検出され、
横浜市内のマンション屋上では、御用学者が「遠くに飛ばないから大丈夫」
と楽観視していた猛毒のストロンチウム90が検出されました。

 ※ストロンチウム90
 半減期約29年。カルシウムに似た性質があり体内に入ると骨に沈着して
 放射線を出し続け、白血病やガンを引き起こす原因となる。



残念ながら日本全国は汚染され、私達日本人は、
今後何十年にも渡って、放射性物質ありきの生活を強いられます。

東電マフィアの前に、政治は悪事と化し、報道はマスゴミにと品位を落とし、
警察は東電の犬に成り下がった我が国ですが、
幸いにも今は、インターネットという手段があります。

いたずらに騒いだり、繁雑する情報に踊らされてはなりませんが、
もはや、国も警察もあてにならない今の日本では、

新聞やテレビからだけの報道を鵜呑みにせず、自分自身で情報を選択収集し、
自分自身で自分や愛する家族の身を守る
しか、手だてはないように思います。

66年前の今日、米国によりヒロシマに原爆が投下され
「被爆国」となった日本は、

今年、安全神話のもと自らが推し進めてきた原発の事故により
今度は「被曝国」となりました。


「過ちは繰り返しませんから」


そう原爆慰霊碑に刻んだ私達は、
悲惨な歴史から一体何を学んだのだろう。

どこで道を間違えたのだろう。

3.11以来、今なお原発事故の終息は見えず、多くの人が
家を、仕事を、日常を失い、放射能の脅威にさらされています。


フクシマ元年、

日本は今度こそ変わらなければなりません。

核に依存しない、真に豊かな未来を築くために…。


ノーモア ヒロシマ

ノーモア フクシマ

ノーモア ヒバクシャ



「7万人が家を離れてさまよっている時に、
 国会は一体何をやっているのか!」


YouTube-国の原発対応に満身の怒り
 7月27日衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響について」
 児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)発言



己の学者生命をかけて、
子供を、国民を守れと訴えている人がいます。

しかしながら、政治家、官僚、御用学者、マスコミ…
原子力マネーに魂を売った人々は、

今の日本が直面している状況を隠蔽し、事故後4ヶ月以上経った今も尚、
国民を放射性物質の危険に曝し続けています。

ツイッターやインターネットという環境がなかったら、
児玉教授の心の底からの訴えが、
こうして取り上げられることはなかったでしょう。


「枝野官房長官が「さしあたって健康に問題はない」
 という事をおっしゃいましたが、
 私はその時に実際はこれは大変な事になると思いました」



都合の悪いことには蓋をする政府、
愚民政策の片棒を担ぐマスコミ、

これでは、事故を起こした高速列車をさっさと土に埋めてしまった
かの国と何ら変わりありません。




熱量計算では広島原爆の29.6個分、
ウラン換算では20個分
に相当する放射性物質が漏出。

原爆による放射能の残存量と原発から放出されたものの残存量は
1年経って、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、
原発からの放射線汚染物は10分の1程度
にしかならない。

福島原発事故はチェルノブイリと同様、原爆数十個分に相当する量と、
原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出





上記は発言の一部です。

悲しいかな、これが現実です。


東北だけではない、日本全土は広く汚染されています。

空気、食べ物、水…
私達日本国民は、長きにわたって放射性物質ありきの
生活を強いられる覚悟が必要とされています。

国は、何をおいても国民の生活と健康を守る義務があり、
国民には、皆が平等に正確な情報を共有し、
それに基づいた政策、対応のもと、安心安全に暮らす権利があるはずです。

声を震わせ、満身の怒りを込めて説明する児玉氏の姿、
真実の訴えを、ぜひ、ぜひ、ご自分の目で、耳で確かめてください。


※動画が見れない方はこちらに書き起こしがあります。
明日に向けて(208)放射線の健康への影響について(児玉龍彦教授国会発言)


映画『チャイナ・シンドローム』を観ました。

 ・wikipedia チャイナ・シンドローム (映画)

1979年に全米公開されたわずか12日後に
スリーマイル島の原子力発電所事故が起きたことで
話題となり大ヒットした映画で、

タイトルにもなっている『チャイナ・シンドローム』とは、

『アメリカの原発で炉心溶融事故(メルトダウン)が発生すると、
 格納容器を貫通(メルトスルー)して地中に潜り込んだ放射性物質が、
 最終的には地球の裏側の中国にまで到達する』

という意味です。

もちろん実際にそんなことはありえませんが、
ひとたびどこかの国で事故が起きて放射能が漏れ出せば、
それはその場所、その地域、その国の問題だけではすまない
という意味合いにおいては、

もはや日本とって『チャイナ・シンドローム』は
『映画の中だけの話』ではすまされません。

また、東電と政府は事故から2ヶ月以上も経ってからようやく、
福島原発の原子炉1〜3号機が、メルトダウンを通り越して
メルトスルーを起こしている可能性を認めましたが、

映画の中でも、新しい原子炉建設計画を抱える経営者側が、
ずさんな管理体制が招いた重大事故を隠蔽して絶対安全だと言い張ったり、
真実を告発しようとする原発の技術者やジャーナリストに対して、
闇の?圧力がかかったりします。

国民の安全より、既得利権の保守、経済的利益の優先、

これも、今の日本と同じです。


公開当時は、まだ右も左もわからぬ子供?だったため、
この映画を観ることも、興味を持つことすらありませんでしたが、
今回観てみると、原発用語や事象など、3/11以来何度も何度も繰り返し
報道番組やワイドショーで見聞きしたことばかりで、

ややもすると専門的で理解し難い内容が、
まるで予習済みの授業を受けているかのように、
スラスラと頭の中に入って来る自分と日本の現状とを鑑みて、
あらためて、深い悲しみと憤りを感じるとともに、

30年以上前のフィクション映画が、今、現実の出来事になっている
ということ事態、

原子力エネルギーはクリーンでもなければ安全でもない、
そして、原発事業は何ら進歩進展していないという真実を、
この映画が裏付けているように思いました。



先日、東電は、1号機と同様に2、3号機でも
メルトダウンが起きていたことを公表しました。

なんのことはない、
諸外国が早い段階で指摘していた通りだったというわけです。


原発事故の直後、アメリカを始めとする諸外国は、
自国民に対し半径80キロ圏内からの退避を勧告、
フランスはチャーター便まで出して国外脱出を促すなど、
各国の自国民に対する対応は迅速でした。

一方、我が国はといえば、事故当日、半径3キロ以内の住民に避難を勧告、
その後、事態が悪化するにつれて、10キロ、20キロと範囲を拡大。

事故後、無人偵察機や衛生で情報収集、分析したアメリカ政府が、
日本政府に対し、映像やデータを提供したうえで、

すぐにでも50キロ圏内の住民を退避させるべきだと、
せめて、子供と妊娠中の女性だけでもと進言したそうですが、

日本政府は、日本独自の検証が不足しているとしてこれを断り、
この事実さえも公表してきませんでした。

自分達がでっちあげた『原発安全神話』にあぐらをかいて、
こうした事故が起きた際の、情報を収集し分析する能力、
それを検証する知識も技術も備えてこなかったくせに、

いったい何を、いつまでかかって検証するつもりだったのでしょうか?


ようするに、日本政府は、様々な状況から、
フクシマが極めて深刻な事態に陥っていることを知りながら、

全ての情報を国民に公表するどころか、
あたかも、諸外国の反応が過敏だと言わんばかりに

「メルトダウンはない」、「ただちに健康に被害が出るものではない」
などと言い続け、事故から2ヶ月以上も国民を欺いたわけです。

しかも、事実を公表してこなかった理由が

『国民がパニックに至るから』

だそうで・・・・・・(-_-メ)ムカ


国民を愚弄するのもいい加減にしろよっ!!


怒りの雄叫びとともに、
福島の学校のグラウンドを削った土、被災地の瓦礫、
殺処分になった家畜、見殺しにされたペットらを全部
国会議事堂にトラックで運び込んでやりたい気分です。


こういう未曾有の災害時だからこそ、国は、
今起こっている事実は事実として国民に全て公表し、

国民である私達は、情報が錯綜する中においても、
先ずは自国の政府を信じ、その指示に従えば大丈夫なのだと、

今にして思えば、『過信』いや、はなはだしく『勘違い』していました。

何をさておいても国民を守るべき政府が、東電とぐるになって、
まさかここまであこぎに国民を裏切るとは、思いもしませんでした。

それどころか、国際社会からの批判も何のその、
子供への年間20ミリシーベルト被爆許容、
食品や水等の残留放射能基準大幅引き上げ等々…

こうした一連の政府の対応こそが、
国民にとっては、まさに『想定外』です。


残念ながら、この国は、原発から漏れ出した放射能より先に、
原発が生み出す原子力マネーですっかり汚染されていたようです。

この国には、自国民を、未来を担う子供達を守ることはできない。

この災害で身に染みてわかったことです。

あ、あと、役に立たない国会議員ばかりが無駄に多い、
ということも、今さらながら再認識したかな。。。


知れば知るほど、なんだかもう、ほとほと嫌気がさして
国外逃亡でもしたい気持ちになりますが、

東電や政府を批判する前に、今までの自分はどうだったかとふり返ると、
今の日本、今の政治を、結果的にこれまで容認してきた
私を含めた大人達の責任も大きいと思います。

これまでのように、「どうせ変わらない」などと、
投げやりでいるわけにはいきません。

何の罪もない子供達の未来を、
こんなお粗末な国に託すわけにはいきません。




見たいと思う世界の変化に

あなた自身がなりなさい。
( by ガンジー)



++++++++++++

下記リンクは、2011年5月23日参議院行政監視委員会における
小出裕章氏の発言の文字おこしです。
原子力政策の問題点が、わかりやすく説明されています。

『小出裕章参考人の全身全霊をかけた凄まじい原発批判がわかりやすすぎる!』
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65737210.html

  *小出裕章(工学者/京都大学原子炉研究所助教)
   原子力工学を志すも、現代の原子力工学における放射線被害の実態を知ったことで、
   原子力発電に反対するスタンスをとるようになる。
   以後現在まで一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行っている。(wikipediaより)
100,000年後の安全』という映画を観ました。

この映画は、現在、フィンランドはオルキオトに建設中の
『オンカロ(隠された場所)』に潜入取材したドキュメンタリーです。

『オンカロ』とは、原発から出る高レベル放射性廃棄物を
地下約400メートルの岩盤に埋蔵するための世界初の処理施設で、

現在の計画では、2020年に完成、100年間にわたりフィンランド国内の
高レベル放射性廃棄物を受け入れた後、2120年頃封鎖される予定です。

地中に埋められた高レベル放射性廃棄物が無害化するまでには、
最低でも10万年を要します。


もっと反原発色の強い内容かと想像していましたが、
そうした主張めいたものを見る側に突きつけるわけではなく、

全編を通して、
まるでSF映画に出てくるような
無機質な処理施設の内部と、

暗闇の中を巨大な掘削機が動き
発破音が鳴り響く地下岩盤採掘現場、

このプロジェクトを推進する会社関係者、学者、議員らの証言を
淡々と粛々と映し出していました。

そして、私達現代人と10万年後の未来に生きる人類に対して、
静かに問いかけるのです。



10万年という途方も無く長い年月の間、
テロにも、誰にも掘り返されることなく、安全に管理できるのか?

ネアンデルタール人の時代から現代まで1万年しか経っていないというのに、
はたして、言語も文明も異なるであろう数万年先の人類に、
地下に眠る危険を正確に伝えることはできるのか?

気候や地殻の変動を経て10万年もの間、
この処理施設が無事に持ちこたえられるのか?
(未だかつてそんな建造物は地球上に存在しない)



原発はよく『トイレのないマンション』と揶揄されます。

理由は、放射性廃棄物の処理法が確立されていないからです。

そして、処理法もないまま推進されてきた結果、
現在、世界中にある高レベル放射性廃棄物は
25万トン以上と推測されています。

ちなみに、日本だけでも、毎年、
広島原爆約5万発分に相当する放射性廃棄物が生み出されており、
その総量は、広島原爆約120万発分にも及ぶそうです。

世界中には、原発が420基以上あります。

『オンカロ』の埋蔵量は、最大で約9000トンとされています。

いったい、私達は、いくつのオンカロを作り、
10万年先の未来に送り込めばいいのでしょうか?




【映画『100,000年後の安全』公式サイトより】


未来のみなさんへ


ここは21世紀に処分された放射性廃棄物の埋蔵場所です。


安全な所に保管する必要があります。


決して入らないでください。

放射性物質は危険です。


透明で、においもありません。


絶対に触れないで下さい。

地上に戻って、
我々より良い世界を作ってほしい。


近づかなければ安全です。


幸運を。

登場カメ

名前:無有(ムー)
由来:『無から有へ』
種類:リビア地中海リクガメ
好物:みかん、野草
家族:G太、Sちえ、
家族:ちゃー、だい、ちい
趣味:段差クライミング

無有さまより一言
「カメに習うべし!さすれば救われる」

☆'08/6/29 UP!
◆ギリシャリクガメ-無有的日常- 野草、飼育環境等紹介
☆'08/6/17 UP!
◆無有さま日和
フォトアルバム&動画



AQUA LIFE 2008年11月号
『愛好家訪問〜リクガメとの生活』に
紹介されています。


我が家のカメバイブル
でも大切なのは、毎日の観察
と早期受診です。



カメの家庭医学/小家山仁


リクガメの飼い方/吉田誠
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