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「ママー」インターホンから叫び声…2児死亡近隣の住民も異変に気がついていて、
「子供が置き去りにされているようだ」と
匿名で何度か児童相談所に連絡があったといいます。
また、尋常じゃない子供の泣き声を心配したり、
ベランダにうずたかくつまれた生ゴミが異臭を放って迷惑なため、
警察に110番通報した人もいたとか。
職員は自宅を訪問したにもかわからず、
訪ねたのが通報があってからずいぶん時間が経っていたため、
その時点で泣き声がしていなかったり、
インターホンを押しても応答がなかったなどの理由で、
その度に、何も確認することなく戻ってきています。
警察も、近隣の聞き込みをしただけでした。
なにやってんの?
警察も児童相談所の職員も。
一歳と三歳の子供が、インターホンにすぐ応答できるわけもなく、
ましてや、「夜な夜な子供がママと泣き叫んでいる」、
「親がいないようだ」とまで具体的な通報があったうえに、
ベランダに放置された生ゴミを見れば、普通じゃないことは明らかでしょうが。
インターホンを押したけれど応答がなかったので
留守だと思った、
訪ねた時、部屋から泣き声はしなかったので、
緊急性を感じなかった、
聞き込みはしたけれど、問題性を感じなかった、
もううんざりだ。
こういう事件が起きる度に、いつも繰り返される問答。
あえて言わせてもらう。
そう言っているあんたら、全員同罪だ。
なぜ、警察と児童相談所で連絡を取り合わないの?
なぜ、強制的に部屋に立ち入るとかできなかったの?
死んじゃってからではおそいんだよ!!
法的整備がない?
だったら、なぜ、さっさと法律を変えるなり作るなりして、
欧米並に警察と児童相談所が連携して強制的に保護するとか、
親から隔離できるようにしないの?
ある意味、これも行政によるネグレクトでしょうが。
「いつの間にか泣き声がしなくなっていた」
同じマンションの住民がインタビューに答えていたのを見て、
あまりにも切なくて、息苦しくなりました。
日本社会には、いまだに、子供に関して親こそが絶対的であり、
子供は親の所有物であるという意識が根底にあるため、
他人は親子のことには口出ししにくい、といった風潮があるように感じます。
そして、少し前に、二歳の子をオーブンや洗濯槽に入れてスイッチを入れたり、
エサと言って芳香剤を食べさせたりと、毎日のように虐待したあげく、
ゴミ箱に閉じ込め、真冬に一晩ベランダに放置して死に至らしめた
という悲惨極まりない事件を起こした鬼畜のような夫婦がいましたが、
下った判決は『監禁致死』、
夫は懲役11年、妻は懲役10年というものでした。
もうひとつ言わせてもらう。
幼児虐待に対する刑罰が軽すぎる。
となると、今回の事件も、
子供がいらなくなったからと、閉め切った室内に置き去りにし、
死ぬかもしれないなと思いながら、友達の家を泊まり歩いていた母親も、
問われるとしたら、同様に監禁致死ですか?
親を頼るしか生きる術をもたない小さくてか弱い命を、
虐待したり、放置したあげく、殺してしまう、
その罪深さ、その非道さ、その残忍さを思うと、
もっと厳しくしてもいいと思うのは私ですか?
それが、監禁致死でたった10年程度・・・
こんな人達が、10年もしないうちに出所して、再婚でもして、
また、性懲りもなく子供作ったりしたらと思うと、
ぞっとするのは、私だけですか?
自分達を置き去りにした母を求めて、最期の最期まで泣き叫んでいた、
たった一歳と二歳の幼子のことを思うと、涙が溢れ胸が掻きむしられそうです。
寂しかったでしょう、悲しかったでしょう、ひもじかったでしょう、
閉め切った室内で、二人は寄り添うように亡くなっていたとか。
どうぞ安らかに・・・
心から、心から、心からご冥福をお祈りします。
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