『キューバに行ったら痩せる』
発つ前、そんな噂?を耳にしました。
生水や氷が合わないので、
たいていの人はお腹を壊す、とか
生水で洗ったであろうフルーツや生野菜も
避けたほうがいい、とか
外食産業があまり盛んではないので、
美味しい食事にありつけない、とか・・・etc。
そんなわけで、
出発前の私は、
「だって、どうせ向こうへ行ったら痩せちゃうんだから〜♪」
と、『食いだめ』と称しては、
好き放題に飲み食いしまくったあげく、
整腸剤を持参してキューバに向かったのでした。
キューバでは、ホテルではなく
『カサ・パティキュラル(通称カサ)』と呼ばれる
一般のお宅に泊まっていました。
『ホームスティ』、または日本で言うところの
『民宿』のようなものですね。
*宿泊したカサ
*中に入るとパティオがあって風が良く通ります。
*パティオに面した部屋(一階にYんぶーさん達、二階に私たちが宿泊)
*室内(シャワー、トイレ、クーラー、冷蔵庫付き)
キューバ政府は、外国人(友人同士でもダメ)が
一般家庭に宿泊することを法律で禁止していますが、
『カサ』の営業許可を取得した民間人には、
外国人観光客に部屋を間貸しすることを認めています。
営業許可を取得するためには、
政府に相当のお金を支払わなくてはならないうえに、
宿泊客があってもなくても、
毎月税金(シャバ代)を納めなくてはならないので、
そこにはカサ同士の競争も生まれ、国営のホテルと比べると
安価な上にサービスが良いとされています。
また、別料金ですが、
安く食事を作ってくれるカサもあれば
(宿泊客に食事を出すにはまた別の許可が必要)、
洗濯もしてくれます。
といった事情で、
サンティアゴ・デ・クーバでは、
ご主人がキューバ人、奥さんがカナダ人という
ご夫婦+ネコのお家に滞在していました。
*奥さんのケイトさんと。
*飼い猫の『ガトゥー』(スペイン語でネコという意味)ちゃん。
スペイン語が話せないので、
英語が通じるのは大変助かりました。
そのうえ、奥さんのケイトさんは、名刺の肩書きに
『Food Specialist』とある料理のスペシャリストで、
毎日のご飯が美味しかったこと、美味しかったこと♪
*幸せいっぱいの食事風景
(G太さん、Kせっちさん、Yんぶーさん、Mちこさん、Sげみさん)夕飯なんぞ、サラダ、スープ、メインディッュ、サイドディッシュ、ライス、
コーヒー、デザートまでつくフルコース♥
「あなた達日本人がお腹を壊しやすいのは知っています。
でも、家の料理は衛生管理が徹底しているから絶対大丈夫!」
と太鼓判を押してくれたので、生野菜でもなんでも
安心してお腹いっぱい食べることができました。
今でもその食事が懐かしく、行けるものなら
ご飯だけでも食べに行きたいと思うほどです。
*朝食に出るケイトお母さんお手製の『フルーツのシロップ煮』、
これがまためちゃんこウマい。
当然、痩せるどころか、
さらに太って帰ってきましたけどね。。。ふふんっ。ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
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