太っ腹な麻生さんが、国民一人当たり1万2000円、
総額で2兆円をばらまくと仰っています。
2兆円。。。
勉強不足ですみませんが、財政難だからと社会保障費が削減されたり、
妊婦がたらい回しにされたりするこの国の
どこからそんなお金が出てくるのか、さっぱりわかりません。
新型インフルエンザの世界的流行(パンデミック・フルー)が
秒読み段階だと言われています。
*2003年11月以降計15カ国で発生、感染者数387人うち死亡245人(外務省情報2008年10月)厚生省は、パンデミックが起こると、世界で約6200万人、
日本国内では64万人が死亡すると推測していますが、
オーストラリアの研究機関が、各国の人口密度や対策の進行具合などから予測したところ、
最悪の場合、死者数は全世界で1億5000万人にもなり、
日本でも210万人に及ぶそうです。
こうした事態に備え、欧米諸国は膨大な国家予算を投入して、
ワクチンの備蓄や製造、防疫体制の確立を行っています。
スイスは、既に全国民分のタミフルとプレパンデミック・ワクチン(予防ワクチン)を備蓄済み。
米国やカナダは、プレパンデミック・ワクチンの備蓄とは別に、新型インフルエンザ発生後
半年以内に全国民に対してパンデミック・ワクチン(新型インフルエンザウイルスから
製造されたワクチン)を接種する計画。これに対し日本は、タミフルの備蓄量が2800万人分
(4回投与が必要のため実質700万人分)、
プレパンデミック・ワクチンは2000万人分と、かなりお粗末です。
では、日本国民1億3000万人分の予防ワクチンを用意した場合
いったいいくらかかるのでしょうか?
1700億円だそうです。
一人当たり1300円ぐらい、
2兆円で
おつり きますよね。
インフルエンザ対策しかり、医療改革、少子化対策しかり、
他にもっと将来を見据えた使い道があるように私は思うんですけど。。。
(そもそも選挙対策にお金ばらまくって『買収』なんじゃないですか?)
*参考記事
『日本全国民分のワクチン備蓄費用は1700億円!一刻も早い対策が迫られる日本』
『パンデミック・フルー 新型インフルエンザXデーハンドブック』
『新型インフルエンザで「20兆円の損失・64万人が死亡」日本政府はなぜ最悪の事態に備えないのか』