久しぶりに、
無有の野草採りへ出かけました。
細かい細かい雨が降る。
こういうのを霧雨って言うのかな。
通りがかり、
雨に濡れた『狗尾草(エノコログサ)』が、
あまりに奇麗だったので、
家に帰ってから、
カメラを持ってもう一度出かけました。
すっかり秋の風情です。
穂の色が、少し紫色を帯びているので、
『ムラサキエノコログサ』でしょうか。
穂先に雨粒がついて、
ガラス細工のようです。
子犬(狗児)の尻尾に似ていることから、
『狗児尾草(イヌコロオグサ)』→『狗尾草(エノコログサ)』
となったとか。
『猫じゃらし』とも言いますね。
正式な名前の由来は『犬』なのに、
通称は『猫』というのが、
なんとなく面白いです。
ちなみに、英名は『Foxtail Grass』、
狐の尻尾にたとえられています。
*紫狗尾草(ムラサキエノコログサ)と金狗尾草(キンエノコログサ)
無有が日向ぼっこ出来ないのは困るけど、
今日みたいな優しい雨は、
きらいじゃない。
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