昨日、突如、玄関に猫の親子が現れました。
玄関先でしばらくうろうろした後、
一家は玄関横の庭に入り込み、
子猫らは無有さまのカラス除けネットを
ハンモックのようにして遊び始めました。
母猫は少し離れたところから子猫を見守っています。
室内ではちゃーとにこが窓際でぶりぶり怒っています。
ちゃーやにこの鳴き声は
外の親子にも聞こえているはずでしょうが、
彼らは気にする素振りもありません。
・・・・・
・・・(-______-;)ウゥーム
なぜだ?
この辺りには我が家なんかより広いお庭で
静かなお家はいくらでもあるのに。
なぜ、よりにもよって、車通りに面した、
まさに猫の額ほどしかない小さな庭の、
しかも、ネットが一面に張ってあるような我が家を選んだ?
子供の頃からそうなのだ。
今飼育している亀以外、私は、これまでも
飼育していた犬、猫、鳥、自ら望んで買ったことがない。
みんな向こうからある日突然押し掛けて来たり、
不思議な縁で私の元にやって来る。。。
窓際に立って呆然と見下ろす私に、案の定、
母猫が目で念を送って来ます。
「私の子達可愛いでしょう?
でもお腹空かせてるのよ。
なんか食べさせてくれないかしら?」
確かに、子猫達は目やにも出ていて
栄養状態もあまり良くなさそうです。
ああ、保護して医者に連れて行ってやりたい。
これ以上不幸な子猫を増やさないために、
母猫には避妊手術を施してやりたい。
ですが、私が表に出ると、全く人慣れしていない
生粋の野良猫親子は、蜘蛛の子を散らすように
パッと逃げてしまいます。
そのくせ、私が家の中に戻ると
またどこからともなく現れて、
母猫はこれ見よがしに
私や我が家の犬猫の目の前で子猫を遊ばせ、
やっぱり私の目を見上げるのです。
とりあえず、お腹を満たしてあげようと、
家の裏に猫缶を開けて置きました。
先ず母猫が一目散にエサに突進し食べ始め、
それに子猫が続きます。
子猫が全員集合して本格的に食べ始めると、
母親は食べるのを止めて、子猫と周囲に気を配ります。
お母さん、まだお腹空いているんだろうに。。。
こういうのを見ると、子供に食事も与えず遊び呆け、
あげく餓死させるような人間より、
動物のほうがよほど愛情深いと思う。。。
さて、どうしたもんだ。
我が家は車の通りに面しているので、深追いして
車に跳ねられるようなことになったら大変だし。。。
なんとかこの親子を保護する方法はないものか。。。
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