朝、私が起きてケージをのぞくと、
無有はたいてい起きています。
「無有ちゃん、おはよー」
声をかけながらガラス戸を開けると、
「おっ、やっと起きてきやがったか」
というような顔をして、こちらに寄ってきます。
「今日はお日様が出てるよ」などと話しかけながら、
ケージに手を入れると、無有は、
私であることを確認するかのように、
鼻先を指にぴったりくっつけてきます。
なので、
私は無有のあごをこちょこちょしてあげます。
プライドの高い無有様は、最初はいつも
「なんだよ、やめろよー」みたいな顔をします。
本当に「今日はけっこうです」という時は、前足で、
私の指をぐいっと押し戻しますが、そうじゃない時は、
(なぜそういう気分とそうじゃない時があるのかは不明(^^; )
じーっとして気持ち良さそうに首を伸ばしたり、
掻いてほしい方向に傾けたりします。
でもって、
最終的にはこんなことになってしまいます。
じゃーーーん!孤高のリクガメ、無有様もかたなし?でございます。(* ̄m ̄)プッ
ま、その短い手足では、なかなか痒いところに届かないからねぇ。
その後、頭をなでなでしておしまい。
これが、私と無有様との朝の儀式でございます。
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