二日目は宿から野猿公苑まで歩いて行ってみました。
徒歩約30分。
途中、木立の中に不動尊がありました。
お不動様を通り越して緩やかな坂道をしばらく登ると
野猿公苑の入り口が見えてきました。
ゲートをくぐり抜け、熊でも出そうな
木深い林道をひたすら歩きます。
こりゃ雪が積もったら大変かも。。。
(~ヘ~;)
そして、、、
うほほ〜い、今日も大勢入ってらっしゃいますよ〜。
今日は昨日より寒くて風が強いせいか、
いい感じで湯気が上がってます。
三時になるとエサが撒かれます。
*一心不乱にエサをついばむお猿さん達
お風呂に浸かっていたお猿さんも、
この時ばかりはお湯から上がってエサを食べますが、
下半身がびっしょびしょ。
寒くないのかしら。。。
体の小さな小猿が体を濡らしていると、
湯冷めして風邪引くんじゃないかと心配になりますが、
係員の方に尋ねると、野生の猿は毛に油分が多いうえに
空気を含んでいるため、濡れてもすぐに乾くそうです。
そして、代々温泉に入る家系と入らない家系があるとか。
お風呂好きの親猿の子供はお風呂好きに育ち、
自分が親になった時に、またその子供を連れて
お風呂に入りにくるけれど、
お風呂嫌いの親猿の子は、
お風呂に入る習慣がないまま育つらしいです。
そういえば、お風呂の縁に座って
羨ましそうに?温泉に浸かる仲間を眺めている
猿も何匹かいました。
なんか気持ち良さそうだなぁ
おかーしゃんが入っちゃダメっていうから、
お湯加減だけみてるの。
ここのお猿さん達は日光と違って管理がしっかりしており、
いたずらに人間の食べ物を与えられていないので、
人間を襲ったり持ち物を奪ったりすることはありません。
平気で足下をすり抜けて行ったり、
すぐ隣でエサを食べたりします。
ゆえに、けっこう近くで写真も撮らせてもらえます。
今回の旅、こんなに近くで野生のお猿さんを
見られるとは大感激でした。
さーて、そろそろ帰らなくちゃ。
お家で猫三匹とリクガメが待ってるし、
お泊りに出してる犬も迎えに行かなくちゃいけないし。
帰り道、行きに渡ってきた橋を戻る途中、
昨日、主のような大猿に挨拶した場所の
ちょうど反対側に、
今度はまだ幼さの残る猿が座り、
私達を見送って?くれました。
また来るね、元気でね
ヽ(´ω`○)バィバィ
*地獄谷野猿公苑のお猿さんの写真を
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