ポインセチアは、別名『クリスマスフラワー』とも呼ばれ、
クリスマス時期になると出回るので、
冬のお花というイメージが強いですが、
実は、メキシコなど熱帯原産の植物です。
暑くてカラッとした気候が大好きなポインセチアにとって、
日本の気候は、あまりお気に召さないのでしょう。
何かと言うと(乾燥、過失、低温など)すぐに葉は落とすわ、
虫はつきやすいわ、
なかなか色づかないわ、
けっこう世話の焼ける気難し屋さんです。
当然、寒さにはめっぽう弱く、
気温が10℃を下回ると、葉が落ちて枯れてしまうので、
秋〜春は室内管理となります。
さらに、
カランコエ同様『短日植物』でもあります。
気難しいポインセチア嬢に、
この日本で、ご機嫌麗しく過ごしていただき、かつ、
綺麗に色づいていただくためには、
お日様がさんさんと降り注ぎ(真夏の直射日光はNG!)、
最低気温は15℃以上で、
12〜13時間真っ暗闇になる環境を、
連続して8週間以上
提供する必要があります。
(これを『短日処理』と言います。)
我が家にポインセチアが来てから6年、
これまでは、毎年リビングで短日処理を施していたのに、
今期は大丈夫だろうと高をくくって、
夜毎、納戸に鉢を運び入れていたところ、
納戸の温度がイマイチ低かったとみえて元気がなくなってしまい、
申し訳なく思っていたのですが、
(結局途中からリビングでの短日処理にもどした)
遅ればせながら、やっと色づいてきました。
*ポインセチア-ツイスターレッド
ちなみに、赤く色づいているのは花ではなく、
『苞(ほう)』という葉の変化したものです。
生き物(人間以外)は正直ですね。( 〃..)ノ ハンセイ
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