一昨日、急に思い立ち、夕方からG太さんパパの
お墓参りへと出向きました。
霊園の入り口にさしかかったところで、
同居人が急ブレーキ!!
「なんか飛び出してきた」(;゜д゜)
慌てて車を降り、車体の下を覗き込むと、
なんと、生後一ヶ月ぐらいの小さな赤ちゃん猫が、
タイヤのすぐ脇にちょこんと座っているではありませんか。
引かなくてよかったーーーε=( ̄。 ̄;A フゥ
野良猫の子供かな?
だったらどこかに親や兄妹がいるのかな?
周りを探していると、これまた、たまたま
霊園の職員さんが通りがかり、
3日ほど前に、兄弟三匹でダンボール箱に入れられ、
墓地に捨てられていたと教えてくれました。
周囲を探すと、確かに他にも二匹、しかも
そのうちの一匹は、道路脇、2メートルぐらい下の
崖に落ちていました。
運良く途中の木の枝に引っ掛かっていましたが、
下は用水路、力尽きて落ちたら、溺れて命はありません。
G太さんが、急いで下まで降りて救出に向い、
手を差し伸ばすと、すごい勢いで懐に飛び込んできました。
よほど恐かったのでしょう。
職員さんによると、場所が場所だけに、すぐにでも
保健所に連れて行くべきところ、可哀想に思い、
この三日間、牛乳やフードを与えたりしていたそうです。
でも、ろくに飲まないし食べないし、
どうしたものか困っていると。。。。。
生後一ヶ月ぐらいだと、ちょうどミルクから
少しずつ離乳食に移行する時期です。
成猫が食べるようなエサはまだ食べられません。
また、子猫に人間用の牛乳を飲ませると、
消化不良を起こし下痢になってしまいます。
母猫と引き離されて以来、お腹も空き、
心細くて鳴きづめだったのか、三匹とも声はかすれ、
やせ細っていました。
目やにが出ているのも気になります。
G太さんママも同乗していたため
(ママはこの世で一番猫が苦手)、とりあえず、
「明日の朝、もう一度あらためて様子を見に来ますから」
と職員さんに伝え、お墓を後に。。。
皆で食事をし、帰宅したのが午後8時頃。
夜が更けるにつれて、気温はどんどん下がり、
風も強く吹き始め、雨までパラついてきました。
この天候不良の中、子猫達は野外の段ボール・・・
栄養不良のところに、この悪天候で身体が冷えたら、
どんどん衰弱してしまう(子猫は体温調節ができない)・・・
・・・・・・・・(-_-;ウーン
結局、
いてもたってもいられなくなって、
懐中電灯持参で夜な夜なお墓に忍び込み、
家に連れ帰ってまいりました。。。
(霊園には翌朝電話をして事情を説明しました)
暖かい部屋で、うにゃうにゃ鳴きながら、
身体ごと皿に入ってむさぼるように離乳食を食べ、
湯たんぽ代わりのペットボトルと、
母親の心音代わりのアナログ時計に寄り添って、
三匹が仲良く眠る姿を見ていると、
ちょっと恐かったけれど、
忍び込んでよかったと、
それよりなにより、
よくぞ車の前に飛び出してきてくれたと、
心から思いました。
あのままだったら、衰弱して飢え死にするか、
タヌキかカラスに食い殺されるのは、
時間の問題だったでしょう。
翌朝、早速、動物病院で健康状態を診てもらい、
目やにはあるものの、とりあえずは問題なし、
とのことでひと安心。
目薬をもらって帰宅し、
虫下し等の検査は来週以降ということになりました。
今月27日は18年間飼った愛猫の命日。
思えば、亡くした愛猫も、
ある日突然、玄関から飛び込んできたのでした。
*『おせち』→http://chibipago.blog.shinobi.jp/Entry/59/愛猫の命日間近に出向いたお墓参りで、
車の前に子猫が飛び出して来たのも
きっと何かの縁でしょう。
しばらくは、長男の無有と三つ子の子猫を抱え、
体力的にも経済的にも?大変なことになりそうですが、
頑張って元気に育て上げ、
良い里親さんを見つけてあげたいと思います。
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