ベランダでカメのための野菜やハーブを育てている
と言うと、たいていの人からは、
「マメねー」とか「素敵ねー」と感心されます。
が、実は、人様から感心されるほど、
手間のかかったものでも、オシャレなものでもなく、
料理の際、生ゴミとして捨ててしまう葉野菜の根元部分を、
一か八かで、片っ端から
プランターに挿してみたら根付いた、
というだけのことなのです。
小松菜、大根の葉、カブの葉、水菜、ルッコラ・・・
植物の持つ生命力はすごいです。
スーパーで売っているもののように、
わさわさと大きくは育ちませんが、当然、
カメだけでなく、人間もじゅうぶん美味しくいただけます。
もちろん、完全無農薬。
野草は乏しいし、年末は葉野菜が高騰するしで、
カメのエサとなる葉っぱを、常に数種類以上用意するのが難しい
冬場などは、とくに重宝します。
超簡単なうえに、人様からは感心され、
ちょっぴりロハスな気分も味わえる・・・
これぞ、カメにも、人間にも、お財布にも優しい、
『
一石多亀なリサイクルガーデニング』
よろしかったら、お試し下さい。
コツは、
葉と根(実)の部分を切り離す際に、根元の真ん中部分から伸びている
新しい葉っぱを、二、三枚残すこと、
根付くまでは、日陰で風通しの良いところに置くこと、
(ルッコラは、半日陰の暖かい場所)
土は、決して乾かさないで、常に湿らせておくこと、
(小松菜は、水に挿しておくと、約二週間ぐらいで根元から
白い芽が出てくるので、それから土に植えると失敗しない)
です。