野草採りに出かけて、
ものすごーく立派な『タンポポ』を見つけました。
株の直径(葉の広がった部分)は、ゆうに50〜60センチあるでしょうか。
葉っぱの長さも30センチぐらいあります。
タンポポの時期がもう終わろうとしている今もなお、その株だけは、
青々とした切れ込みの鋭い葉っぱをわっさわっさと蓄え、
まるで蕪か大根の葉のようでした。
植物の成長過程には、葉や茎を伸ばす『栄養生長』と
花や実を育てる『生殖生長』の二通りがあります。
通常は『栄養生長』を経て『生殖成長』へと移行しますが、
温度や日照時間、栄養分(窒素過多)などの生育条件が
ある意味『良すぎる』場合、
植物は、葉や茎を伸ばすことばかりに夢中になって、
花や実をつけるのを忘れてしまうことがあるのだそうです。
ということは、さしずめこのタンポポ的には、
「なんかいいかも〜〜〜♪(○⌒∇⌒○) ルンルン」
とばかりに、葉っぱ広げてお気楽に青春を謳歌していたら、
いつのまにか
一番良い時期は過ぎ去り。。。
ふと気がつけば
周りのみんなは着実に花を咲かせて綿毛飛ばして。。。
自分はといえば
花も実もつけないうちにぴゅ〜ぴゅ〜冷たい北風に吹かれて。。。
「あれ?こんなはずじゃ・・・(|||▽||| )」
てな感じなんでしょうかね。
なんだか、身につまされるなぁ。。。(T^T)ジーン。。。
*タンポポ食べてるようには見えないですね