トリマー&ブリーダーの友達が、所用で出向いたペットショップで、
売れ残った生後77日過ぎのシルバープードルを見つけたそうです。
ろくにトリミングされていないその身体は、
まるでボロ雑巾のようにみすぼらしかったとかで。。。
覗きこんだ彼女に向かって、
その子が大きな声で必死に鳴いたとかで。。。
結局、いてもたってもいられなくなって
連れて帰ってきてしまった・・・と。。。(+。+)
自分ちに子犬7匹もいるのに。。。
【その彼女からのメールを一部抜粋(了承済)】我が家の仔犬ちゃん達との違いに驚く事、多々あり。
一番の問題は嫌な事(ブラッシングなど)されると
野良犬みたく唸るは噛みつくは…それも凄い勢い。
ひっくり返って腹なんざ絶対に見せないし、
ましてや触ろうもんならまるっきり猛獣。
我が家の仔犬ちゃん達は何をされてもなすがままで、
完全に人間を信頼してるから、
大事な時期に人に触られていないとこうなるんだと改めて驚いた。
愛情を注ぐ事がいかに大事かよくわかった。
今、毎日唸ろうが噛みつこうがひっくり返して腹をブラッシング。
触りまくり、一杯抱っこして心のリハビリしてるよ。彼女によると、触られると唸るくせに、
生後間もなく親から引き離されたための『分離不安』で、
彼女の姿がちょっとでも見えないと鳴くらしい。
当然、トイレの躾もちゃんとされていない。
でも、ずっと狭い中に閉じ込められていたから、
嬉しくて嬉しくて、毎日朝から晩まで走り回ってるって。
固い床と違ってふかふかのベッドが珍しいらしく、
コロコロ寝返り打ってるって。
なにより、先住犬のみんなが、
この新入りさんのことを暖かく迎え入れてくれて、
お客さんが、まだ今の状況に慣れていないこの子に触ろうとすると、
間に割って入って、必死にかばうって。(^-^*)
生まれてから77日間名無しだったこの子犬は、
『パセリ』と名付けられました。
(最初の第一印象が、毛がぼっさぼさでパセリみたいだったからとか)
お母さんに一番甘えたくて大切な時期に、
わけもわからないまま無理矢理引き離されたパセリ。
ずーっと独りぼっちで、
恐かったね、寂しかったね。
「ここから出して!」って、
一生懸命鳴いたんだよね。
もう、大丈夫だよ。
君の飼い主さんは、口は悪いけど根は優しくて愛情深いぞ。
そこにいる仲間も、ちょっとお調子者だったりするけど、
頼りがいのある良いヤツばかりだぞ。
これからは何の不安もないからね。
うーーーんとかーちゃんに甘えなさい。
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