先週末から、名古屋の実家に帰っておりました。
七月末に貧血を起こして転倒し、左肩骨折と腰を強打して
身体の自由がきかなくなってしまった父親の介護を手伝うためです。
怪我から約二ヶ月、腰はずいぶん良くなりましたが、
肩はまだ痛いようで、左腕はほとんど使えません。
とはいえ、少しずつでいいから腕を動かしたり、歩いたりして
身体を動かすように努めないとダメだと、
家族全員で口を酸っぱくして言うのですが、
痛みや不自由さもあって、本人が動きたがりません。
子供なんぞは、しばらくすれば
ギブスはめながらでも走り回ったりするけれど、
やはり年をとってからの骨折は、身体的にも精神的にも
ダメージが大きいのですね。
さて、今回は、G太さんが家を空けることが多いので、
無有同伴で実家に帰りました。
両親は共に動物が大好きで、とりわけ父親は、
ペットを溺愛してダメにする?タイプの典型的な親バカ飼い主です。
実家にいる間も、私が無有に葉っぱを与えていると、
横から、
「葉っぱばかりでは栄養失調になるんじゃないのか?」
「もう少し栄養のあるものを食べさせてやったらどうだ?」
と、うるさいことうるさいこと。。。
無有が完全草食で、葉っぱ以外のものを食べさせる必要がないことを
何度説明しても腑に落ちない様子。
しかも、少々緊張して食いが悪かった無有にキャベツを与えたところ、
眼を輝かせてわしわし食らいつく姿をたいそう気に入り、それ以後は、
何かにつけてキャベツをやろうとする始末。。。キャベツだぞ〜(~-~)ヾ(-_-;) オイオイ...
あげく、キャベツばかりは身体に悪いからと注意すると、
無有に向かって、
「Sちえは厳しいなぁ、好きなものも食べさせてもらえないで、
おまえは可哀想だなぁ」と、
私はすっかり鬼母扱いです。。。( ̄ー ̄;
それでも、不自由な手で自ら葉っぱをあげようとしたり、
ベッドに連れて行って添い寝したりと、
カメ一匹の存在が、ふさぎ込みがちで寝てばかりだった
父親の心と身体を動かしたことに、
動物が持っているという『ヒーリングパワー』を
(近年『アニマルセラピー』として注目されていますよね)
改めて認識しました。
無有がいなくなって、今頃寂しがってるんじゃないかな。。。
*無有が父親を寝かしつけているという説も。。。(* ̄m ̄)プッ
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