『適温』『適湿』『適環境』

先日の真夏日から打って変わって、昨日、今日の横浜は
一気に真冬に逆戻りしたような寒さです。{{{{(+ω+)}}}}寒ううぅ〜


温帯〜熱帯地域に生息するリクガメにとって日本の冬は厳しく、
飼育者にとっても何かと心配や苦労が絶えません。

当然ながら、冬はケージ内の暖房が常時必要となりますが、
ただでさえ気温が低く空気が乾燥している冬は、
温度を上げるのと反比例してケージ内の湿度はどんどん下がってしまいます。

無有の種類であるギリシャリクガメは生息分布が広いため、
ひとくちにギリシャリクガメと言っても、
出生地（亜種）によって好む温度や湿度は違うようで、

たとえば飼育本などを読むと、ギリシャリクガメの湿度環境は、
『最低40（本によっては30）〜最高60（本によっては70）パーセント』
となっていますが、

無有に関して言えば、ちょっと高め（60パーセントぐらい）のほうが、
動き、肌ツヤ？など、なんとなく調子が良さそうに見えます。

　　聞くところによると、湿度が低すぎると目が乾いて開きにくくなるため
　　じっとしていることが多くなるとかで、確かに、無有も飼育最初の冬は
　　今より湿度を低めにしていたせいか、寝ていることが多かったように思います。

とはいえ、換気が悪かったり、また、梅雨時のように湿度が高すぎても、
これまた体調を崩す原因になるわけで、

無有にとっての

『適温』、『適湿』、『適環境』

これらが年間を通して満たされてこそ、
ご機嫌よろしく元気に過ごしていただけるというわけです。



そんなわけで、寒く乾ききった日本の冬を、
無有さまに少しでも気分よく乗り切っていただこうと、

ケージ内の水入れにぬるま湯を入れたり、
ケージトップの網には濡らしたハンドタオルを置いたり、
チップやブロックに霧吹きで水を吹きかけたりと、


＊いちいちチェックの厳しい無有さま

日々、保温と保湿に神経を尖らせている同居人でございます。


あ、霧吹きの際、点灯中のバスキングライトにうっかり水がかかると、
すごい勢いで割れてかなり危険ですのでご注意を。。。(・・;)←経験者は語る



＊夜間、無有のケージが置いてある机を布で覆って保温と保湿

忘れてるわけじゃないんだよぉ

一昨々日、昨日、今日、
ここのところ横浜は暖かい日が続いています。

とりわけ昨日は、2月だというのに気温が25℃まで上昇する
真夏日となり、すっかりテンションの上がった無有さまは、
ベランダに出て1時間以上歩き回っていました。




しかしながら、気温の上昇とともに増えるのが花粉。

前回も触れましたが、花粉症ハイレベルの私には、
この時期、窓を全開にするなんていう恐ろしいことは
とてもじゃないけどできません。

なので、無有がリビングとベランダを自由に行き来するための
『無有版天橋立』も、しばらくは掛けられません。

無有一人、いや一頭をベランダに残し、私は早々に室内へと避難。

時々、閉め切った室内からガラス越しに、
無有の様子をうかがいます。|　|д・) ソォーッ…


お、そろそろお部屋に帰りたくなったみたいですね。



橋がないと無有はこうして窓の前まで来て
「なんで？」というような素振りを見せます。


そして、ガラス越しに私を見つけると・・・



文句の言いたそうな？顔しながら、
「中に入れろ」と念を送ってきます。。。(　＝_＝) ジィー・・・・・>▽ )グサッ

春の足音と花粉

今日はとても暖かかったので、10分ぐらいでしたが
無有も久しぶりにベランダに出ました。


日向ぼっこして。。。




植木を巡回チェックして。。。




ご帰宅。。。




そうそう、暖かいといってもまだ冬。

甲羅が石ころみたいに冷えきっちゃう前に
とっとと帰って来ないと、風邪ひいちゃうもんね。





近づく春の足音。
横浜も、明日あたりから花粉の飛散量が増えるらしいです。

しばらくは、こんなふうに窓を開けられなくなるなぁ。。。ε-(＞．＜;;クシュン!!

春に歌えば

日曜の朝、節分にベランダに巻いた豆を、
鳩がやってきて食べていきました。


＊ずいぶん人慣れしてるのね。。。。(^▽^;)

また来年の節分においでね。



さて、冬の間は、エサを日に一度しか食べなかったり、
一日中うだうだ寝て過ごしたりと、なにかと不規則になりがちだった無有さまも、
春の訪れとともに、生活ペースが戻りつつあります。

なんだかご機嫌もよろしそうです。





あんまり気分がいいんで



ヨーデル



歌ってみました〜♪




わあ、じょうずじょうず〜 ハ(^▽^*) パチパチ♪





こりゃまた失礼。。。(￣∇￣*)ゞエヘヘ

ズボラでごめんねごめんねー

先日G太さんが作ってくれた新スロープ、



敷き詰めたチップがスロープの下にたまるわ、
あまりに立派すぎて邪魔だわで、
G太さんには申し訳ないけれど、早々に撤去となりました。

とはいえ、スロープなしでは、
ベッドへの出入りやケージ外へ出るのに不便です。


よーし無有ちゃん、ここはひとつ、
忙しいG太さんに代わり、私が作ってさしあげよう！(￣^￣) エッヘン



これでどーだっ！


＊適当な箱に床材のダンボール張って並べただけ・・・フフンフーン(; ￣３￣)〜♪



てかさ、

いつ見ても立ち上がってるよね？

火山灰とオオイヌノフグリ

今朝、無有の野草採りに出かけたら、
草がなんとなく粉っぽい。。。

よく見ると、草や土の上一面に、
灰色の細かい粒々が降りかかっています。


＊携帯なので画像が悪いですが・・・。

うへ〜え、浅間山の火山灰が横浜にも飛んできてたんだー。ｗ(￣△￣;)ｗ!

昨日、喉がイガイガしたり鼻が詰まったのは、
てっきり花粉か黄砂かと思っていたけれど、
火山灰だったのね。

でも、千葉まで到達したっていうんだから、
横浜に降ってもおかしくないか。。。


ちなみに、上の写真の花は『オオイヌノフグリ（大犬の陰嚢）』。

HPの野草メニューでも紹介していますが、
花後の実が丸く二つ隣り合わせになっていて
犬の陰嚢に似ていることからこの名がついたのだとか。

青くてちっちゃくて可憐な花なのに、よりによって、
花じゃなくて実のほうに着眼するなんて、

しかも、思ったことをそのまんまダイレクトに
名前にしちゃうなんて、

昔の人ってすごい。。。(^▽^;)

三寒四温と無有の体重

大気が乾燥してクリアな冬は、
上のほうだけですが、
我が家のベランダからも富士山がよく見えます。

今日は、まさに雲ひとつない晴天。

富士山も綺麗に見えました。
朝から日没まで、一日中まったく雲がかからないのは珍しいです。







さて、無有さまは本日体重測定。



261グラム。

よかったぁ、だんだん戻ってきた。(´▽｀) ホッ


実は、一番活動時間が長くて、一番食欲があった夏場は
最高264グラム（'08年8月中旬）までになった体重が、

寒くなるにつれて活動量も減り、冬本番にはいってからは、
起き出すのが遅く一日一食の日も多かったため、
徐々に痩せて、年明けには250グラムを切るほどになっていました。

赤ちゃんカメからの成長期にあたり、
爆発的に大きくなった一昨年と去年でさえ、
冬場はあまり体重が増えなかったし（去年はやはり少し痩せた）、

いったん目覚めて活動し始めれば、何も変わった様子は無く、
相変わらず、食欲も元気もあり余る？ほどあったので、

活動量も代謝も落ちる冬に体重が落ちるのは、
きっと自然の摂理なのだろうとは思っていたものの、
さすがに、15グラム近く体重が減ると心配になります。

これ以上痩せるとちょっとまずいかなーという気もしていたので、
正直、ひと安心です。

それにしても、カメの体重はけっこう増減が激しいです。
食べて出す量がダイレクトに体重に反映する感じです。（ちょっと羨ましい・・・）

ここ最近は、活動時間も少しずつ増え、
一日二回ずつ食事をとるようになった無有さま。
暖かくなるにつれて、またどんどん大きくなることでしょう。



寒い寒いと言いながらも、
梅が咲き、無有の体重がもとに戻り、
あと一週間もしたら花粉が飛び始める。。。

春は着実に近づいています。


＊春待ち顔？



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