ボランティアで猫の保護譲渡を行っている方と、
お話をさせていただく機会がありました。
一昔前と違い、今はインターネットもあるし、
獣医さん等でも張り紙させてくださるし、
里親募集がとてもやりやすくなったとおっしゃっていました。
また、人の意識も変わりつつあり、
昔は子猫にしかもらい手が見つからなかったけれど、
最近は、成猫や障害がある子でも
良いご縁に恵まれることが多くなってきたそうです。
しかし、その反面、
虐待や動物実験、毛皮取引のために
インターネット等の里親募集を悪用する人間も増えているとかで、
「知り合いやその紹介などで素性のわかっている人ならともかく、
そうじゃない場合は、相手の方がどう言おうと、絶対に、
先方のお家の中まで入って様子を見てから譲渡してください」
とも…。
会って話をしても、とても良さそうな人だったりして
第一印象だけで見分けるのは難しいそうです。
実は、同じような話は、
トリマー&ブリーダーをしている友人からも聞きました。
(彼女は猫の保護活動もしています)
なんでもお産年齢が過ぎて不要になった犬猫を
集めて回る業者?がいるとか。。。
ちなみに、本当に数少ない、希有な存在かもしれないけれど、
彼女はこんなブリーダーです。
『もしあなたなら…』
http://chibipago.blog.shinobi.jp/Entry/329/人間の身勝手で不幸にさせられた子を保護し、愛情をかけ、
今度はきっと幸せになれると、信じて送り出した先が、
虐待や毛皮や動物実験が目的だったら。。。
こんなにも残酷で悲しいことはありません。
正直、こんな悲惨なことが現実に起きているとは考えたくもないですが、
もなかには、今度こそ、終生大切に可愛がってもらえる
暖かいお家を探してあげたいと思っています。
私を含め、犬猫を保護して里親募集する(している)方は、
時折様子を知らせてもらうことを譲渡条件にする等して、
細心の注意を払う必要があることを、あらためて感じました。